当施設は、心臓血管外科専門医認定機構の基幹病院です。 昨年の附属病院での手術は387例(開胸手術182例[心臓116例、血管66例]、ステントグラフト手術88例、末梢血管手術137例)であり、その他に他院での出張手術を行っております。そして、現在の関連施設の症例数を集めると、心臓・胸部大血管手術症例は年間2000例以上となります。 北海道の心臓血管外科をリードすべく、日夜診療、研究、教育に邁進しております。
当施設は、心臓血管外科専門医認定機構の基幹病院です。 昨年の附属病院での手術は387例(開胸手術182例[心臓116例、血管66例]、ステントグラフト手術88例、末梢血管手術137例)であり、その他に他院での出張手術を行っております。そして、現在の関連施設の症例数を集めると、心臓・胸部大血管手術症例は年間2000例以上となります。 北海道の心臓血管外科をリードすべく、日夜診療、研究、教育に邁進しております。
自らの能力を世の中の心臓病や大動脈瘤で苦しむ人々のために生かしたいとは思いませんか? 心臓血管外科は、集中力、判断力、冷静さ、強靭さを要求されるやりがいのある仕事です。当科の特色は、弁膜症、冠動脈疾患、大動脈疾患など後天性心疾患の心臓血管疾患の外科治療を活発に行っていることにあります。スタンダードな心臓血管外科手術の他に、低侵襲心臓手術として循環器内科とハートチームを形成し、経カテーテル大動脈弁治療(Transcatheter Aortic Valve Implantation:略して「TAVI」)を行っております。胸を開かず、また、心臓を止めることなく、「人工弁」を患者さんの心臓に装着することができる治療法です。また大動脈瘤の治療ではOpen Surgeryはもとより、大動脈ステントグラフトを導入し、肉体的にも精神的にも患者さんに優しい手術を目指しています。この大動脈ステントグラフト治療に関しては本邦で正式に企業用ステントグラフトが使用できる以前から、自作のステントグラフトを用いて行い国内有数の症例数を誇ります。
心臓外科は「機能回復外科」です。他の多くの外科の主体はガンと戦う腫瘍外科ですが、心臓外科は心臓機能の回復と温存を目的とする機能外科です。心臓機能の回復と術後QOLが治療成績そのものになります。また最先端の医療のみならず、当科では心臓弁膜症、冠動脈疾患などの後天性心疾患、大血管・末梢血管・静脈疾患の各専門領域を、公的資格を有する専門医が極めて質の高い、患者さん本位の充実した専門医療を行っています。そのため重症例の管理や難易度の高い手術が経験できます。また、関連病院は心臓血管外科専門医認定機構認定修練施設であり(北海道にある心臓血管外科専門医認定機構認定修練施設33施設中札幌医大の関連施設は16施設)、術者としての経験を多く積む事が可能です。日本外科学会専門医、心臓血管外科専門医だけでなく指導医やステントグラフト実施医・専門医なども取得可能です。将来は大学病院教員、関連施設の責任者となるべく知識・実技はもちろんのこと、リーダーシップをとれる心臓血管外科医の養成を目標としております。
進路を悩んでおられる医学生・研修医の皆様にとっても最善の研修施設となれるよう日々精進しております。
学生の皆さん、研修医の皆さん、是非札幌医大心臓血管外科で心臓血管外科医をめざしませんか?
札幌医科大学心臓血管外科では、これまで、数多くの心臓血管外科専門医を輩出してきました。現在道内で登録されている約100人の心臓血管外科専門医の内、当教室出身ないしは当教室関連で勤務している外科医は50人となっており、北海道3大学中最多となっております。
2015年からは、2017年から始まる新専門医制度へ一早く対応すべく、新カリキュラムもすでに作成しております。この制度は2015年4月から臨床研修を開始し、2017年から専門研修に入る若いドクターを対象としております。新制度では施設の症例数に応じて採用できる修練医の数が制限されますが、札幌医大では大学の症例に加え、道内各地の関連施設を含めて年間2000例以上の開心術症例があるので、多くの症例を経験することができます。
現在の関連施設を集めると
心臓胸部大血管手術:約2,000例 / 年
末梢血管など:約3,000例 / 年
また、卒業時に、外科医にはなりたいが、サブスペシャリティー(心臓血管・呼吸器・消化器)を決めきれないという要望にも応えるため、初期~後記臨床研修中は心臓血管・呼吸器・消化器などの外科を自由に研修するプログラム(札幌医科大学外科専門研修プログラム)を選択することも可能です。
さらに大学病院間の人的ネットワークを活用して、他の病院群と連携した研修プログラムも作成中です。当科での研修プログラム中に、他施設の手術や技術を学ぶことも可能となっております。
当科での手術見学・研修プログラムへの参加は随時受け付けております。ご気軽にご連絡ください。
〒060-8543 札幌市中央区南1条西16丁目291番地
TEL 011-611-2111(内線3312)
FAX 011-613-7318(直通)
Mail question_surg2@sapmed.ac.jp
当科研修初年度(通常卒業3年目)は札幌医科大学附属病院で十分な手術症例を経験しながら外科医としての基礎知識、技術を習得して頂きます。
次年度(卒業4年目)は原則的に関連する総合病院で多数の外科症例を経験することようにしております。
その後(卒業5~8年目)は適時、札幌医科大学附属病院と関連病院で心臓血管外科を研修して頂いております。 また、この時期に外科専門医資格を取得し、希望者は当教室大学院臨床医学コースへ入学して頂き、学位取得を目指してもらいます。
最終的には心臓血管外科 専門医資格を取得し、心臓血管外科指導医となるべく、知識・技術を磨いていって頂きます。
特定非営利活動法人日本胸部外科学会 専門医制度関連資料より
募集の詳細は札幌医科大学臨床研修センターのホームページをご覧ください
初期研修:http://web.sapmed.ac.jp/byoin/center/early/
対象:初期臨床研修修了者
期間:随時
処遇:非常勤医師ないしは臨床大学院生
給与:月額60-80万 (当院当直費・他関連施設の応援診療費を含む)
当科研修初年度(通常卒業3 年目)は札幌医科大学附属病院で十分な手術症例を経験しながら外科医としての基礎知識、技術を習得して頂きます。
次年度(卒業4年目)は原則的に関連する総合病院で多数の外科症例を経験することようにしております。
その後(卒業5~8年目)は適時、札幌医科大学附属病院と関連病院で心臓血管外科を研修して頂いております。 また、この時期に外科専門医資格を取得し、希望者は当教室大学院臨床医学コースへ入学して頂き、学位取得を目指してもらいます。
最終的には心臓血管外科 専門医資格を取得し、心臓血管外科指導医となるべく、知識・技術を磨いていって頂きます。