第50回日本脈管学会総会
東京
2009年10月29日(木)~31日(土)
2009.10.29
口演
- 『Adamkiewicz動脈への責任肋間動脈の術前同定と術中選択的責任肋間動脈灌流法による対麻痺予防について』
川原田修義
パネルディスカッション
- 『腎のう胞と腹部大動脈瘤‐統計学的検討による病因に関する一考察‐』
伊藤寿朗
2009.10.29
2009.10.17
今回 (2009/10/17~21) オーストリアのウィーンにて開催された23rd EACTS Annual Meetingに参加し、発表する機会を得たのでその概要を報告します。
会場は、ウィーン市内から東へ行き、ドナウ川をわたった新都市区域にある国際会館で行なわれました。毎年9月に開催されますが、今年は10月であり日本胸部外科学会のあとの10月17,18日の土日でTechno-Collegeと教育セミナーが開催され、Annual Meetingは19日から3日間で開催されました。
昨年の発表者は当教室から、渡辺 敦、栗本義彦と私の3人でしたが、今回は私一人の発表になりました。貴重な機会でもあることから教室から若手の橘 一俊先生と橋口仁喜先生を国際学会経験する理由から同行が許され一緒に行くことになりました。さてプログラムですが、今年は日本人の採用演題が例年より多く採用されており、29題(全部で一般220題、フィルム30題)でした。昨年は25題、その前年は19題ですので毎年増加傾向にあるようです。一般演題は8分の発表で7分の討論が予定されておりましたが、私の場合は討論だけで12分もありました。昨年もフランスのDr.Bachetに質問されましたが、今年も質問されました。自分としては上手に答えたつもりですが、同行した橋口仁喜先生が発表と討論の一部始終をビデオに収めており、あとで見るとなかなか恥ずかしいところもあり、苦笑してしまいます。来年(2010年)はスイスのジュネーブですが、また採用されるように努力を続けたいと思います。
川原田修義
2009.10.11