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ごあいさつ

心臓血管外科医をめざそう!
札幌医科大学心臓血管外科学講座 
教授 川原田修義

 自らの能力を世の中の心臓病や大動脈瘤で苦しむ人々のために生かしたいとは思いませんか? 心臓血管外科は、集中力、判断力、冷静さ、強靭さを要求されるやりがいのある仕事です。当科の特色は、弁膜症、冠動脈疾患、大動脈疾患など後天性心疾患の心臓血管疾患の外科治療を活発に行っていることにあります。スタンダードな心臓血管外科手術の他に、低侵襲心臓手術として循環器内科とハートチームを形成し、経カテーテル大動脈弁治療(Transcatheter Aortic Valve Implantation:略して「TAVI」)を行っております。胸を開かず、また、心臓を止めることなく、「人工弁」を患者さんの心臓に装着することができる治療法です。また大動脈瘤の治療ではOpen Surgeryはもとより、大動脈ステントグラフトを導入し、肉体的にも精神的にも患者さんに優しい手術を目指しています。この大動脈ステントグラフト治療に関しては本邦で正式に企業用ステントグラフトが使用できる以前から、自作のステントグラフトを用いて行い国内有数の症例数を誇ります。

心臓外科は「機能回復外科」です。他の多くの外科の主体はガンと戦う腫瘍外科ですが、心臓外科は心臓機能の回復と温存を目的とする機能外科です。心臓機能の回復と術後QOLが治療成績そのものになります。また最先端の医療のみならず、当科では心臓弁膜症、冠動脈疾患などの後天性心疾患、大血管・末梢血管・静脈疾患の各専門領域を、公的資格を有する専門医が極めて質の高い、患者さん本位の充実した専門医療を行っています。そのため重症例の管理や難易度の高い手術が経験できます。また、関連病院は心臓血管外科専門医認定機構認定修練施設であり(北海道にある心臓血管外科専門医認定機構認定修練施設33施設中札幌医大の関連施設は16施設)、術者としての経験を多く積む事が可能です。日本外科学会専門医、心臓血管外科専門医だけでなく指導医やステントグラフト実施医・専門医なども取得可能です。将来は大学病院教員、関連施設の責任者となるべく知識・実技はもちろんのこと、リーダーシップをとれる心臓血管外科医の養成を目標としております。

進路を悩んでおられる医学生・研修医の皆様にとっても最善の研修施設となれるよう日々精進しております。

学生の皆さん、研修医の皆さん、是非札幌医大心臓血管外科で心臓血管外科医をめざしませんか?

教授 川原田修義